薬を使わなくとも食べるものを見つめ直すことで、ココロとカラダは健康になる。
そのことを身をもって教えてくれたのは、初めて迎えた愛犬・蘇芳（すおう）でした。
You are what you eat
仔犬だった蘇芳（すおう）の体調がいまひとつだった時に、アニマルコミュニケーションを体験する機会がありました。
体調を心配するわたしに、彼からのメッセージとしてもらった言葉の中に、
「ぼくの体は薬じゃなくてごはんを見直すとかでよくならないの？」
という一言がありました。
病院で繰り返し処方される薬に疑問をもっていたこともあって、本犬が薬以外の方法を望むのなら、できるだけ希望を叶えたい。
そんな想いとこの一言がすべてのきっかけで、すべてのスタートになりました。
You are what you eat.
あなたはあなたが食べるものでできている
アロマやハーブの植物療法をはじめとするホリスティックケアを学んでいる時に幾度となく目の前に出てきた言葉です。
食べることは生命をつなぐこと。そして、カラダを整えて生命が宿る器（土台）を作ること。
それは人も犬も関係なく、生きていく上で必要な根源の部分。
食べるものが変われば細胞が変わるから、カラダが変わるのもあたり前のこと。
それを蘇芳（すおう）が「ぼくの体は薬じゃなくてごはんを見直すとかでよくならないの？」という言葉で教えてくれたと思っています。
自分だけならばおろそかになりがちなことも、家族でありパートナーでもある愛犬たちのためなら続けられる。
加えて、彼らの「ママのごはん、美味しいんだよ。大好きなんだ！」という自慢げな一言が何よりの原動力になる。
恋人にごはんを作るのも。
子供にごはんを作るのも。
旦那さんにごはんを作るのも。
最初のきっかけは「おいしい」「ありがとう」の言葉と相手が喜ぶ顔だったはず。
わんごはんも一緒で、彼らが喜んでくれるから。
ちょっと面倒だな、疲れちゃったな、という時でも喜んでくれる姿があるから作ろうと思えます。
そして、ごはんはいつまでも元気で健康なカラダを作っていく、何よりも重要なツールのひとつ。
わたしがほんの少し頑張るだけで、動物病院に通うストレスと処方される薬が減って、健康なカラダをココロが育っていくなら本望。
そんな彼らが喜んでくれるわんごはんが「（ドッグオーナーの中で）家族のごはんと同じように作ることがあたり前になったらいいな」
いつしかそんな想いも芽生えてきました。
その想いをベースに、
毎日食べるごはんで未病や不調をケアしていき、体を作っていく食養生ごはんと、飼い主さんが自ら行い、パートナーわんこが喜ぶおうちケアを楽しむライフスタイル ”上質わんこライフ” が誕生しました。
ウチのコの幸せを一番に考える
「あなたと一緒にいることが幸せ」
「あなたの幸せが僕らの幸せ」
それは、家族であるわんこたちの根源のメッセージ。
飼い主として。パートナーとして。共に暮らす家族として。
わたしたちに寄り添い、幸せを運ぶお役目を持つ彼らが健やかに犬生を、その天命を果たせるように。
ウチのコの幸せを一番に考えていきたい。
今世を終える瞬間「ママのコでよかった！」そんな風に思ってもらえたら、これほど嬉しいことはない。
そして「きみがウチのコで本当に嬉しい！今までありがとう」そう伝えて送り出してあげたい。
幸せの尺度や考え方は人それぞれ。だからこそ難しいけれど。
世の中に多くある殺処分問題、保護犬・猫の問題、動物愛護法の問題…それらの問題に声をあげることも確かに必要なこととわかっている。
でも。
今、目の前にいる、一緒に暮らすウチのコは幸せ？
何かが起こった時、わたしたちの手が抱えられるものは思っている以上に少ない。
それを考えると、一緒に暮らしているウチのコの幸せを一番に考えることのできる未来が、不用意に手放される動物たちを減らし、殺処分問題、保護犬・猫の問題をなくすことに繋がるのでは。
そんな風にも考えます。
- 一緒に暮らしているウチのコの幸せを一番に考える
- 一緒に暮らすウチのコを幸せにする
そのために、わたしたち飼い主ができることとして。
パートナーわんこと幸せの欠片を一緒に積み重ねていくライフスタイル ”上質わんこライフ” を伝えていきたいと思っています。